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J-Popのサウンド 〜言語と音楽と幼児教育〜

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パスバンドという言葉があります。

言語を聞き分けるために必要な周波数の幅のことです。
世界で一番広いのはロシア語で8000Hzまでのパスバンドを持っています。
それに対して日本語は、1500Hzまでというロシア語と比較するとかなり狭いパスバンドの中で言語が成立しています。

広いパスバンドを操るロシア人は他の言語に対しても順応性が高く、世界一語学が堪能な民族と言われているそうです。
おそらく日本語は、紙と木の生活環境の中で高い音は吸収されてしまう環境の中で成熟したのではないでしょうか?
日本人の外国語アレルギーの理由の一つがここにあるそうです。

その話を聞いたときに、外国人がJ-popのサウンドが嫌いだということを頻繁に耳する理由が若田ような気がしました。
日本語のように狭いパスバンドで歌われる歌が、外人の耳には窮屈に聞こえるのか?
それとも狭いパスバンドで育ったエンジニアがそのパスバンドの中で完結する窮屈なサウンドを作ってしまうからか?
どちらかの理由でJ-popの音は世界の中でも独特なものになっているのかもしれません。
自分たちが気づかないところで、音の育成暦というものが現れていることにびっくりしてしまいます。

残念ながらパスバンドを受け取る神経回路は3歳くらいまでに形成されてそれ以降は育たないらしいです。
幼児期をどのような音環境の中で過ごすかということは意外に重要なようです。
子供のための音環境づくりについても色々と考える余地がありそうですね。

ハイレゾで自然音を流し続けるのも良いかもしれません。

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